2010年11月24日

中国・江南大学との連携授業の様子をご紹介します

デジタルアート・アニメーション学科教員の上田和浩です。

大阪電気通信大学総合情報学部デジタルアート・アニメーション学科とデジタルゲーム学科では2009年度から中国の江南大学の留学生を受け入れています。これは学校間の提携で行っているもので、その一環として中国に於いて大阪電気通信大学の教員が一定のコマ数の授業を行なっています。これまでもたくさんの教員が中国まで行って授業を行っています。私もこれまで2回授業を行ってきました。前2回は講義の授業を行ったのですが今回は演習授業を山路、金村の両先生といっしょに行ってきました。また、その他にデジタルゲーム学科の中根先生、国際交流センターの木子先生も参加し、それぞれゲーム演習の授業と異文化交流の授業等を開講しました。11月初旬に行った江南大学の出張授業の様子をお伝えしようと思います。

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今回演習系の授業ということで苦労したのが演習機材です。ストップモーションアニメーションの制作演習を行なったわけですが、江南大での演習機材がどのようなものが使えるのか、よくわからなかったのでカメラ、PC、三脚、それにコマ撮り用のクレイ、(本当は照明器具も持っていきたかったのですが、断念しました。)などをスーツケースに詰め込んでいったわけです。これが大変!!スーツケースに三脚3台、各種バッテリー、ケーブル類それにずっしり重いクレイを詰め込むと見た目が非常に怪しげな爆弾みたいな荷物になってしまったわけです。税関で怪しまれて日本に帰れなくなったらどうしようとか、冗談半分で言っていたのですが、実際荷物検査なども日本以上に厳重でした。幸い検査にはパスして無事行って、帰って来られました。

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江南大キャンパスはとても広大で、小さな町くらいあります。校舎から一番外れにある食堂まで歩くと30〜40分かかるほどで、校内の主要道路には乗り合いの電気自動車なんかも往復しています。校舎も学科によっては非常に入り組んだ構造をしている上、それらがよく似た構造(中庭があり、階段を挟んでトイレがある等)になっているのでうっかりすると間違えてしまいそうです。さらに、保安上のためなのか、ここのドアは17時以上は施錠されるので通れなくなるなどの条件が加わってくるので、一種のダンジョンの様相を呈してきます。実際今回行った先生は、間違えて教室にたどり着けなくなって迷子になってしまうことがありました。

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江南大の学生さんは非常に熱心です。日本語の修得を行ないながらアニメーション、映像制作系の授業に取り組んでいます。演習系の授業を行うと、発表の前日には深夜まで居残りをして制作を行ないます。先ほど保安が厳しいような風に書きましたが、通常の時間割では授業自体が夜9時過ぎまであるので、教室使用自体はそんなにうるさくないようです。

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大学の中央にある食堂には朝から多くの学生が集まり、慌ただしい雰囲気になります。メニューは豊富でボリュームもあり安いです。中華点心や、ラーメン、うどんなどもあります。ちなみに江南大は無錫(むしゃく)市にあり、無錫は上海に近いのですが、やや甘辛い味付けをするようです。この授業期間中、日本にいるとき以上に規則的に食事をするので、体重が増えてしまったのではないかと心配です。

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授業は3チームに分かれてテーマに沿ってストップモーションアニメーションを撮影し、編集して音響効果を付け加えるという内容でした。金村先生が先発隊で、10月30日から授業のガイダンスを行ない、撮影作業を11月2日から参加した私と、音響効果の編集作業を山路先生が引き続きました。結局ちゃんとした照明器具が用意できなかったので教室の蛍光灯で撮影しましたが、中国は交流電源の周波数が50Hzなので、(関西は60Hz)シャッタースピードをその倍数の100にしてやる必用があります。実質の作業時間が2日間という集中授業形式でしたが、短い製作期間でどうやら作品を完成させることができました。

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最終日には全員で食事をし、日本での再会を期して出張授業を終えました。来年の4月には彼ら、3期生が大阪電気通信大学にやってきます。ともに学ぶものとして日本の学生と切磋琢磨していくことを期待しています。

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