インタビュー

2012年2月 2日

卒業生インタビュー「失敗や批判を恐れずに!」2011年度 大学院入学 佐々木勝己さん

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昨年度卒業制作の映画作品「つくすみ」が2011年度 第5回京都造形芸術大学映画祭において、作品賞・撮影照明賞・録音音響賞・美術賞・女優賞の5冠を受賞しました。
今回は、監督を務めた佐々木勝己さんにお伺いします。佐々木さんは現在、大学院に進学され、引き続き作品制作をしています。

Q.この大学/学科を選んだ理由を教えて下さい。

A.高校卒業後は、デザインの専門学校に通っていたのですが、もう少し色んな事をやってみたいと思っていました。そんな時、この大学に先に入学していた同じ専門学校の先輩から授業やカリキュラムの事を聞き、この大学に3年次編入しました。

Q.大学院に進学して、映像制作を続けようと思った理由は何ですか?

A.卒業制作で撮った短編映画「つくすみ」が、京都芸術大学映画祭など、いくつかの映画祭で賞を取ったことで、映画作りに手応えを感じていました。機材や設備の充実さも理由ですが、なによりも、撮影監督をしてくれた同級生の地村君と一緒にもっと作ってみようと、彼と一緒に大学院に進学しました。

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Q.映画「つくすみ」の見所やこだわりの点を教えて下さい。

A.見た目はホラー映画なのですが、残酷な絵の中にも美しさを表現するために、演出面でも撮影面でも色々な工夫をしました。
3年生の時に参加した「電ch!」では、デジタル一眼レフカメラ「Canon 7D」で撮影を行ったのですが、「つくすみ」でもこのカメラと色々なレンズを使いました。例えば、何本ものロウソクの炎の明かりで撮影したラストシーンは、今までのビデオカメラでは表現できない映像が撮れていると思います。

Q.今後の上映予定や、現在の活動等を教えて下さい。

A.今は次の作品のための脚本を書きながら、学外で撮影の手伝いをしたりしています。先日、学科の卒業生で、映画「赤い束縛」の監督でもある唐津正樹さんの撮影現場にも手伝いに行ってきました。
「つくすみ」も今後また外で上映する予定です。詳細は決まり次第お伝えします。

Q.後輩たちにアドバイスをお願いします。

A.どんな素晴らしい作品でも、必ず批判を受けています。批判を恐れたり、できない理由を考えて何もしないのでは、新しいものは何も生まれません。
建築家 フランク・ゲイリーは「結果の見えていることをするのは、無駄である」と言いました。僕は映画を始めてまだ2年ですが、初めから「自分には映画ができる」とは思っていませんでした。最初から可能だと分かっていることをするのは挑戦ではないし、大げさかもしれませんが、不可能を可能にするということは、まさにそういうことですよね。 逆に何もしていなかったら、やらなかった事が失敗になると思います。だから、失敗や批判を恐れないで、思い切りやりたい事をやってほしいと思います。

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